伊勢木綿　文

倉敷紡績の三馬という最高級の綿単糸を用いて織られた手ぬぐい地です。甘撚りの糸の為、使っていくうちに糸が綿に戻っていき、ガーゼのような肌触りになるのが特徴です。
生地は洗って不純物を落とす晒加工をしていますのでそのまますぐにお使い頂けます。

生地巾
35cm

生地の厚さ
手ぬぐい地

洗濯方法
縮みや斜行が起こる原因となりますので、タンブラー乾燥はお控え下さい。

※50cm単位での販売となります。
例: 50cm=数量1
1m=数量2
1.5m=数量3



-伊勢木綿について-
伊勢参宮のみやげに津の街道で名物の一つとして売られたり、江戸から戦前まで日常着として全国の人々に愛用されるなどして、当時の伊勢商人達の経済的基盤をつくった伊勢木綿。戦後、化学繊維の発展や広幅生地の台頭で伊勢木綿の需要は激減し、現在では作り手が臼井織布一社となりました。 伊勢木綿は、明治時代に倉敷紡績が開発した「三馬」というブランドの単糸を使用しています。切れやすい単糸をゆっくりゆっくり織り上げるので、生地もふんわり空気を含んだ仕上がりになります。
さらに、使っていくうちに糸が綿（わた）に戻ろうとしてどんどん生地が柔らかくなっていくという特徴を持っています。これが一番感じられる生地が手ぬぐい地・文(ぶん)。一般の手ぬぐいは洗えば硬くなるのに対し、文は洗えば洗うほどふわふわになり、ガーゼのような肌触りになります。